
6合目到着 富士登山もまだまだ序の口
隊列を組んで、富士山の山道を登るというより歩くわけですが、遅い。亀の歩みです。
「遅せ~」
「ラジコンの方が速いよな?」
そりゃ平地でもラジコンカーのほうが速いと思いますが、そんなことをぼやきつつ歩いていました。登りは心臓に負担がかかり、下りは膝に負担がかかると言われますが、初心者だったら、このガイドの遅さは何事? と思うかもしれません。
でも、ペース配分としてはちょうどいいのです。
普段、大股で歩いている方は、歩きにくいでしょうが、登山では大股で登ろうとするのは疲れるもと。
小さく前進するようにしましょう。
5合目~6合目は、楽勝です。
転落防止の処置がなされた山道を歩くこともありますし、「登る」といっても、そんなに苦労はありません。まだ日も出ているので、足場もよく分かります。
山なので雲の動きが激しく、霧に包まれたり、日を遮られて辺りが暗くなることもあります。
ジグザグに登っていくわけですが、途中、何箇所も休憩所があります。○合目の山小屋へたどり着くごとに休憩というわけではないので、安心してください。
はじめて登る方は、登山の工程が分かりませんから、富士山の難所がどこで待ち受けているのか、ペース配分の仕方、どこまで行ったら休息できるのか、まったく分からない状態のはず。どれだけ登ればという「終わり」が見えないので、精神的なストレスもあるでしょう。
突然、休息を告げられて、また登るという動作の繰り返しになります。
しかし、見晴らしはいいので、頑張って登ってください。
(もちろん、晴れていることが条件です。雨だったら、ストレスしか感じないかな~)
富士山からの日の出、ご来光を拝むには運も作用するらしく、5回登っても見られない方もいます。
悪天候だと、休息のたびに見晴らしを見て、疲れを吹き飛ばす、なんてことが出来ないかもしれません。富士登山の日が雨になりそうだと思う場合は、思い切ってキャンセルするのも手です。岩肌が滑りやすくなり、見晴らしは見えず、日の出はなかった……というのでは、何のために富士山へ行ったのか? ということになりますから。
さあ、6合目を過ぎると「歩く」といった道程はなくなります。
登山用ストックが大活躍します。足への負担を軽くするため、両手に握り締めて登り続けましょう。