
8合目から頂上へのルート
7合目から8合目のあいだに、岩場の難所があると解説しましたが、8合目から頂上のあいだにも同じく岩場の難所があります。ここで、富士山の登山ルートを確認してみましょう。
見れば分かるように、直線コースになっています。
8合目は約3200メートル。もう少しで頂上ですが、この直線ルートには岩場があります。ここが難所になります。手袋を装着しての岩肌を登ることになります。
さらに、9月に差し掛かると、山小屋が閉まり始めます。
わたしが登ったときは、頂上の山小屋はすべて閉まっており、店舗もすでに閉店していました。そのため、なんのお土産も買えないわけです。
そして山小屋が閉まっているということはトイレが使えないということです。つまり、登頂して戻ってくるまでトイレ休憩はなしということです。
また当日、「お鉢巡り」(頂上を1周する)についての紹介をガイドから受けたのですが、なくなってしまいました。よって、頂上を1周するお鉢巡りをしたいなら、もっと早い時期、店舗や山小屋の開いている7・8月くらいに富士登山に行くべきです。
なお頂上で日の出を見るには、真夜中に8合目を出発することになります。午前1時出発で、5時ごろには頂上に着かないと、日の出を逃してしまうでしょう。
早朝は寒いので、防寒具は必要です。麓が30度だからといって、防寒具なしで登るのは自殺行為です。風が吹けば体感温度は下がるものです。実際、わたしも日の出を見るころには上着を1枚増やしていました。
登ってしまえば、後は下山です。登りとは疲労の度合いがまったく異なるので、帰りは楽に下りられるでしょう。聞いた話では、早ければ90分で5合目にたどり着く方もいるそうです。
ただアメリカの海兵隊は、訓練で富士登山を1日2往復するそうです。化け物ですな~。