
登山のための服装
富士登山のための服装は、かさばるものです。減らそうとして減らせないのが服装なのではないでしょうか? まだ装備のほうが簡単に減らせます。
富士山の頂上付近の温度は、平地とまるで違います。20度は差があると思ってください。
「夏だから半袖で間に合うさ~」なんて軽く考えていると、酷い目に遭うでしょう。防寒具やレインウェアは必需品です。レインウェアは使わないかもしれませんが、もって行きましょう。
○富士登山の服装
■帽子
耳まで覆うことのできるニット帽をおすすめします。今回は山岳用の帽子で登山してきましたが、ヘッドランプを付け始める夕方ごろになってくると、特に耳が肌寒くなってきました。
そうした反省の意味もあって、耳まで覆うことのできるニット帽がおすすめです。帽子のツバはなくてもいいのではないかと思いました。
紫外線の気になる方は、事前に日焼け止めを塗っておきましょう。
■ズボン
チャクの付いたポケットがあると便利です。もちろん長ズボンで。
ジーパンはやめたほうがいいです。ただでさえ重い上に、汗を吸うと乾きにくく、雨に降られても乾きにくい素材ですからね。
水が染みると重くなり、体温を奪われて消耗してしまいます。
アウトドア総合ブランドのモンベルなどで、トレッキングパンツを調べるといいでしょう。冬になったら普段着としても着用できるズボンを1着購入して、登山に望みました。
■靴
くるぶしまで届くハイカットの靴がおすすめです。最低限、バスケットシューズのような靴底の厚いものを用意しましょう。履き慣れていないと靴擦れになるので、事前に慣れておいてください。
高級なトレッキングシューズだと、3万円くらいします。が、趣味で登山をしているわけでもないので、レンタル品を借りました。自宅を出てから帰宅するまで、この靴で過ごしましたが、バスのなかでは靴を脱いでいました。
■レインウェア
要するに合羽です。上下に分かれるセパレートタイプがおすすめ。不必要になるかもしれませんが、もって行きましょう。山の天気は変わりやすいですからね。これはレンタルしました。
天候が穏やかでなければ、風によって吹き上がってきます。雲の上に出ているので霧雨も侮れません。また乾燥した日が続けば、砂埃が吹き上げてくるので、マスクも必要でしょう。
傘は論外です。役に立ちません。
■手袋
富士山7合目以降、夜間の登山で必要になってきます。岩肌を登ることや防寒対策を考えて、もって行きましょう。
雨に降られた際の防水用にもう1着購入しておきましたが、結局のところ天候に恵まれたこともあって使いませんでした。
大切なのは、丈夫であることです。破れるようでは話になりません。乾きにくい軍手は避けたほうがいいですよ。
■防寒具
夏場でももって行きましょう。夜半から早朝にかけて着用することになります。薄手のダウンジャケットを1着購入してもって行きましたが、役に立ちました。
下山中に脱ぐことになりましたが、日の出を眺めるころになれば着ていることになります。けっこうかさばるので、丸めてザックのなかに詰め込みました。
■下着・着替え
アンダーウェアはもって行ったほうがいいです。特に、8合目に着くころは汗をかいているので、このまま着替えずに仮眠をとってしまうと、寒くて眠れません。
綿のような乾きにくい材質は避けてください。汗をかいたまま眠ってしまうと疲れがとれません。頂上付近は寒いので、体調を崩してしまうと厚着をしても震えが止まらなくなります。
○減らせそうで減らせない服装の荷物
減らせそうで減らせないのが服装です。ザツクの大部分は服装で占められるので、減らしたい思いが働きますが、なかなか減らせないものです。防寒対策、雨天時の対策。このふたつは必ず用意していきましょう。
希望的観測で晴れるだろうと思って、レインウェアをもっていかなかった場合は、ひどいことになります。霧や雲は漂っているものなので、露に濡れた場合や汗をかいたときに備えて、タオルをもって行くことです。首に巻いて登山すれば、ザックの荷物も少しだけ軽くなります。